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シラバス
琉球古武術保存振興会は琉球の武器術を主体とした会である。
唯心会は空手術と体術を主体とした会である。
それぞれ独立した会であるが、心技に於いて両輪一体の関係にある。
指導理念
「唯に心の修行がその最高目的である」という人間教育としての修行の大切さを肝に銘じ、自らの修行鍛練怠りなく、技術・精神両面のバランスの取れた指導を心がけるものとする。
型
琉球古武術(武器術):8種の武器からなる四十余種の型を保存する。
空手術:首里系、泊系、那覇系、新垣系計41種の型とその他研究型を保存する。
いずれも伝承型であり、武術の型である。先人先師の心技の足跡である。
所作順序に含まれる攻防の意味を正しく理解し、組手で体得する。
体術
さばきの原理、はずしの原理、崩しの原理等、その原理、目的にスポットを当てそれを集中的に稽古する稽古法である。
護身の要素であり、武器術の要素ともなり、総合武術の根幹を形成する。
シラバス
具体的に
琉球古武術では1級までに棒術、釵術、トンファー術、ヌンチャク術の各使い方、基本組手、基本型、
徒手術では1級までに使い方、基本組手、基本型(首里手)を指導する。
次第に型の追加、分解組手術、体術の指導を行い、更なる理解、体得の機会を提供する。
先代井上元勝先生のお言葉より
「体得せよ」
「常に足らざるを感じ精進せよ」
「常に謙虚たれ」
「謙虚は自信と信念の中に生ずる。」